【1】P点とは何か?結果通知書の見方
経営事項審査(経審)が完了すると、許可行政庁から「経営規模等評価結果通知書・総合評定値通知書」が送られてきます。この通知書に記載されている「総合評定値P点」が、公共工事入札の「等級(ランク)」を決める最も重要な点数です。
結果通知書で最初に確認すべき場所
「経営規模等評価結果通知書・総合評定値通知書」には、多くの数字が並んでいます。そのため、数字が苦手な人は、結果通知書を一目見ただけで、拒否反応を起こしてしまうかもしれません。しかし、ご安心ください。結果通知書で最初に確認すべき箇所は、1か所だけです。
■ 総合評定値P点:通知書の以下の赤枠の欄に、業種ごとに記載されています。

P点は「建設業許可を持っている業種」のうち、「経営事項審査を申請した業種」ごとに付与されます。そのため、例えば、建築一式工事と塗装工事の2業種で経審を受審した場合、建築一式工事と塗装工事の欄に、それぞれ別の点数が記載されます。
P点が低いと何が困るのか?
P点は、公共工事の等級(ランク)の決定に重要は影響を及ぼします。P点だけで、等級(ランク)が決定されるわけではありませんが、P点を加味して等級(ランク)が決定されます。そのため、P点が低い・悪いとそれだけ、等級(ランク)も低くなり、受注できる公共工事の規模も小さくなります。
東京都の建築工事の場合、P点が600点未満だと、E等級になってしまい、発注標準金額が1,600万円未満の公共工事にしか参加できない可能性があります。また、東京都の空調設備工事の場合、P点が500点未満だと、D等級になってしまい、発注標準金額が600万円未満の公共工事にしか参加できない可能性があります。
このように、P点が低いと、受注できる公共工事の規模(金額)が小さくなるため、より規模の大きい公共工事を受注したい会社は、できるだけ高いP点を取得したいと思うわけです。
■初めて経審を受ける方へ:結果通知書を受け取った際は、まずは、総合評定値P点が何点なのか確認しましょう。そして、次の章以降で記載している「目安・平均」と比べて、高いのか低いのかを把握するようにしてください。
【2】総合評定値P点の目安・平均・等級との対応表







